| ジロロモーニは、イタリア有機農業の先駆者ジーノ・ジロロモーニによるオーガニック食品のブランドです。パスタ類を中心に、パスタソースやオリーブオイル、バルサミコ酢、ジャム・蜂蜜類など、イタリアの原風景を味わえる高品質の製品は世界中に広く輸出されています。 例えばパスタ。有機認定を受けた生産農家が栽培した小麦のみを使用し、有機専門パスタ工場で生産しています。原種小麦の栽培に力を入れる等、ジロロモーニのものづくりの姿勢は、効率ばかりを追及した現代農業へのアンチテーゼとも言えるでしょう。ヒトと自然環境にとって安全で、何よりもおいしい食品作りを続けています。 |
| ジーノ・ジロロモーニは、環境に配慮した新しいライフスタイルについて情熱的に提唱する有機農業の先駆者であると同時に、家庭では3人の子どもを持つ寡黙で優しい父親でもあります。 1946年、イタリア、ペーザロ・ウルビーノ県イゾラ・デル・ピアーノ村に生まれ、1970年から1980年にかけて村長を務め、故郷の過疎化対策に尽力しました。 1974年、効率優先の現代農業へのアンチテーゼとして有機農業を始め、1977年には有機農業専門の協同組合を設立して代表に就任。 1986年には、マルケ州有機農業者協会を仲間と共同で設立し、さらに1997年には地中海有機農業協会(AMAB)を設立、同協会には現在1万3千もの有機農業生産法人が加盟しています。 |
| | 有機マロンジャム 有機栽培された旬の栗の実を使用 有機アプリコットジャム 有機栽培された旬のあんずの実を使用 |
有機エキストラヴァージン オリーブオイル 南イタリアで有機栽培された5品種のオリーブの実が原料です。石臼を使い丁寧にすりつぶした香り立つグリーンオリーブと、連続式のすりつぶし機を使い、低温でゆっくりと撹拌、圧搾した完熟のオリーブ。これを巧みにブレンドして作ったオイルは、マイルドで実にやさしい甘さが広がります。また香りとおいしさがあふれ出す調味料としてもお使いいただけます。イタリア料理はもちろん様々なお料理にご利用いただけます。 ●有機エキストラヴァージン・オリーブオイル500ml ●有機エキストラヴァージン・オリーブオイル250ml | 有機バルサミコ酢 イタリア北部エミリア・ロマーニャ州の有機専門農家が自家栽培の有機ぶどうを使い、5年をかけてオーク樽でゆっくりと醸造・熟成しました。丁寧に作られたバルサミコ酢は酸味と甘みのバランスもよく、気品のある芳醇な香りを持つおいしさに仕上がっています。魚介類のマリネ、魚料理、肉料理の味付けやソース作りはもちろん、オリーブオイルと合わせ、塩、胡椒をふるだけで手軽にイタリアン・サラダドレッシングが作れます。 |
「ジロロモーニ」おもてなしイタリアンレシピ |
マリネ仕立てのスパゲッティーニ |
【材料】(2人分・365kcl/1人分) デュラム小麦粉有機スパゲッティーニ・・・140g 有機エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1 有機バルサミコ酢・・・小さじ2。レモン汁・・・小さじ2 ミニトマト・・・6個 ピーマン・・・2個。玉ねぎ・・・1/4個。ズッキーニ・・・1/2本 スモークサーモン・・・・6枚。 ケッパー、塩、こしょう・・・少々 【作り方】 1、ミニトマトはヘタを落とし半分に切るピーマンは、薄い輪切りにして水にさらしておく。玉ねぎは薄切りして氷水に放す。ズッキーニは塩を振り板ずりして3ミリ厚さの輪切りにする。 2、鍋に水8カップを入れ火にかけ、沸騰したら塩大さじ1とスパケッティーニを広げて入れ5分茹で、ザルにあげオリーブオイル小さじ1を振りかけておく。(水と塩は分量外) 3、ボウルに塩、こしょう、バルサミコ酢、オリーブオイルを入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。 4、 1、の野菜をペーパータオルで水気をふきとり3、に加え和える。野菜ドレッシングが馴染んだらひと口大に切ったスモークサーモン、2、を加え全体を混ぜ合わせ、器に盛り、ケッパーを散らす。 ワンポイント さっぱりしたお味で、しっかり栄養バランスのとれた一皿です。ビタミン、ミネラル、植物繊維も豊富なので毎日の健康維持にもお勧めです。スモークサーモンノ赤い色素には抗酸化作用があります。 |
えびと枝豆のトマトソーススパゲッティーニ |
【材料】(2人分・436kcl/1人分) デュラム小麦粉有機スパゲッティーニ・・・・150g 有機エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1 有機トマトピューレ・・・1/2ビン。えび・・・6尾 枝豆(茹でてさやから出したもの)・・・大さじ6 玉ねぎ・・・1/4個。マッシュルーム・・・大4個 にんく(みじん切り)・・・1片分。赤とうがらし(輪切り)・・・1/2本分 白ワイン・・・大さじ2 塩、こしょう・・・少々 【作り方】 1、えびは尾を残して殻と背わたをとり、背に切り込みを入れる。 2、玉ねぎ、マッシュルームは薄切りにして、マッシュルームは水にさらす。 3、フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと赤とうがらしをよく炒め、次に玉ねぎ、マッシュルームの順に炒め、白ワイン、トマトピューレ、塩、こしょうで味を整える。 4、鍋に水8カップを入れ、火にかけ、沸騰したら塩大さじ1とスパゲティーニを広げて入れ、4分茹でたらザルにあげる。(水と塩は分量外) 5、 3、に4、と枝豆を入れ炒めながらよく混ぜ合わせる。 ワンポイント えび、枝豆からたんぱく質がバランス良くとれ、ビタミンEやB群も豊富。トマトピューレにも多く含む抗酸化作用の高いリコピンなどの相乗作用で元気な毎日が送れるかもしれません。えびの他いかやほたて貝などでも応用して下さい。 |
あじのかりかり焼き・バルサミコソース |
【材料】(2人分・187kcl/1人分) あじ・・・中2尾。 にんにく・・・1かけ 。 トマト・・・中1個。 クレソン・・・4本 有機エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1,5 有機バルサミコ酢・・・大さじ2 。 白ワイン・・・大さじ2 小麦粉、塩、こしょう・・・少々 【作り方】 1、あじは3枚におろしぜいごを取り塩、こしょうをし、小麦粉をつける 2、にんにくは薄切りにして、オリーブオイル大さじ2/3で焦がさないようカリカリに炒め、皿にとる。 3、2、のフライパンに残りのオリーブオイルを熱し、1、のあじを両面カリッと焼く。 4、小鍋にバルサミコ酢とワインを入れ、弱火にかけ木べらで混ぜながら、半量になるまで煮込む。 5、器に4、のソースを敷き3を盛り、上に2、を散らし、くし型に切ったトマトとクレソンを添える。 ワンポイント 良質たんぱく質、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6,EPA,DHAに富むあじ、ビタミンB1の働きを高めるにんにく、まろやかな酸味はとアントシアニンを含むバルサミコ酢との相乗効果で、体力アップに! |
アスパラガスとたこのサラダ |
【材料】(2人分・147kcl/1人分) アスパラガス・・・5本。レタス・・・中2枚。 きゅうり・・・小1本 赤ピーマン・・・1/2個。茹でたこ100g。卵・・・1個 オリーブの実・・・4個 有機エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1 有機バルサミコ酢・・・大さじ1。レモン・・・小さじ1。塩、こしょう・・・少々 【作り方】 1、アスパラガスは茎の下を切り落とし、三等分に切り、塩を落とした熱湯で茎の方から入れ、歯ざわりよく茹で、冷水をサッとかけ水気をふきとる.レタスは洗って手で食べやすい大きさにちぎる。きゅうりは板ずりにして薄き切り。赤ピーマンは3cm長さのせん切りにする。 2、卵はかた茹でして、卵黄は裏ごし、卵白はみじん切りにする。 3、たこは薄く斜めスライスに。 4、ボウルに塩、こしょう、バルサミコ酢、レモン汁、オリーブオイルの順に入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせる。 5、4、に1、の野菜と3、を交互に入れ、全体をよく混ぜ合わせ、器に盛る。上に2、の卵白、卵黄を彩りよく盛り、オリーブの実の薄切りを散らす。 ワンポイントアスパラガはスルチン体力強化によいアスパラギン酸が豊富。ビタミンC に富む赤ピーマン、タウリン豊富なたこ、良質たんぱく質の卵と組み合わせた、栄養バランスのたれたヘルシーなサラダです。 |
鶏肉となすのトマトピューレ煮・ミント添え |
【材料】(2人分・360kcl/1人分) 鶏むね肉(皮付き)・・・180g なす・・・中2本 有機トマトピューレ・・・1/2ビン 玉ねぎ・・・1/4個 にんにく・・・1かけ 有機エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ2 赤ワイン・・大さじ2。ローリエ・・・1枚 塩、こしょう、ミント・・・少々 【作り方】 1、鶏むね肉は筋を取り、皮を取り、皮フォークで数カ所刺して縮まないようにし、にんにくの切り口をこすり、塩、こしょうする。 2、なすはしま状に皮をむき、1cmの斜めの輪切りして、水に10分ほどさらし、水気をときる。 3、フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、1、を弱火で両面に焦げ目がつくように焼き、中火にして中に火が通るように焼く。焼き上がったら取り出し1,5cm幅の削ぎ切りに切る。 4、3、に残りのオリーブオイルを加え、2、のなすの両面を焼き取り出す。 5、4、のフライパンに玉ねぎのみじん切りをよく炒め、トマトピューレ、赤ワイン、ローリエを入れ、塩、こしょうで味を整え、木べらで混ぜながら中火で煮込むみ34を入れ、ひと煮立ちしたら出来上がり。 6、器に盛り、ミントを飾る。 ワンポイント 鶏肉は良質のたんぱく質、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸が豊富。トマトピューレのリコピン、なすのアントシアニンなど強い紫外線から体を守ります。これに赤とうがらし少々を加えると食欲のない時にもおすすめの一品に。 |
ジロロモーニ 有機エキストラバージンオリーブオイルの産地は、南イタリア、カラーブリア州のオリーブオイルの町と呼ばれるラウロポーリとその隣のシーバリです。ポッリーノ山麓に広がるオリーブ畑、それは見事な光景です。この地で1909年創業の100年以上続くオリーブオイル専業のファミリー会社で栽培と製造をしています。この会社は1986年より有機栽培をいち早く開始しています。オリーブ畑は、どこも大変よく手入れがなされており、200年を超える古木が数多くあります。オリーブの木は現在わかっている限りで600年の樹齢が存在していますが、その寿命はわかっていないということです。 「古木は、しっかりと根を張っており強く生きていけるが、幼い木はそうはいかないので手間をかけなければいけない。しかし、それが何よりも楽しみなのです。」とマリオさんは語ってくれました。
イタリアの日射しをいっぱいに浴びて育ったオリーブの実は、10月から12月にかけて収穫され、同時に搾られます。オリーブ畑は、直営と親戚の所有するもので全て有機認証を受けています。収穫は木の下にネットを敷いて、棒の先に振動機の付いた専用器具を枝に固定して、振動させると熟した実が落ちます。
集められたオリーブの実は、工場に持ち込まれて、計量され、コンピューターに記録され時間以内に搾油されます。搾油工程は、まず、緑色の強いグリーンオリーブと完熟オリーブに分けられ、それぞれ洗浄され、空気を送り込み水分を飛ばして、同時に葉や小枝も選別されます。グリーンオリーブは、大きな石臼に入れられ、ゆっくりとすりつぶされます。
完熟オリーブは連続式のすりつぶし機に入りすりつぶされます。それぞれがペースト状になり、次の工程に進み、温度が上がらないようにゆっくり攪拌されて良くなじませます。そして、グリーンオリーブのペーストは、円形のフィルターに1枚ごとに手作業で塗り広げられ、圧搾機に積み上げられて、丁寧に搾油されます。完熟オリーブのペーストは、連続式のエキスペーラー(搾油機)にかけられてゆっくりと搾油されます。この段階では、油と水が混ざった状態ですから、最後に遠心分離機にかけられて水分を取り去り、オリーブオイルになります。 5品種のオリーブの実を巧みにプレンドして作られる「ジロロモーニ有機エキストラヴァージンオリーブオイル」は、マイルドで実にやさしいおいしさです。丁寧に育てられ、収穫、搾油された有機ならではのおいしさがあります。