オーガニック栽培のモロヘイヤを使用。ノンフライ。保存料、着色料一切不使用。

タイでオーガニック栽培されたモロヘイヤを練りこみ、ノンフライ製法で仕上げたモロヘイヤヌードルです。
もちろん、保存料・着色料一切不使用でベジタリアンの方にもおすすめです。

モロヘイヤの風味を活かしたヌードルですので、つけ麺、冷麺、焼きそば、スパゲッティ、サラダヌードルなど様々な調理法でお召し上がりください。

冷たい麺として召し上がっていただくのがおすすめです！ つゆはついていませんので、お好みの味付けでどうぞ。

野菜の王様　モロヘイヤ

モロヘイヤにはβカロテン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、食物繊維などの栄養素が含まれている大変、栄養価の高い緑黄色野菜です。

その栄養価の高さから、エジプトでは古くから食べられている野菜で、こんな逸話があるほどです。
その昔、病に伏した王様がモロヘイヤのスープを飲んで病が治り、その逸話から『野菜の王様』という異名がついたとされています。

カルシウムや鉄分が豊富で、成長期のお子さんや骨粗しょう症が気になるお年寄りにもおすすめです。
また、女性に多い貧血や妊婦さん、授乳中の方にもうれしい鉄分や葉酸も豊富に含まれています。

ついつい食事が偏りがちで、野菜不足が気になる働き世代の方にも、もちろんおすすめです。
モロヘイヤには、家族みんなで食べたくなる栄養がたっぷりです。

お召し上がり方

１）300mlの熱湯で２～３分お好みの硬さに茹でます。

２）ザルに取り、軽く水気を取る。

３）通常の麺と同様にお好みの調理、味付けでお召し上がりください。

当店でも人気の商品『モロヘイヤヌードル』を作っている、ハーモニーライフジャパンのタイにあるオーガニック農園へお邪魔しCEOの大賀さんにお話を伺ってきました。

タイで医療機器の販売をしていた大賀さんは、『もっと人の健康に役立てることができないか？』と考えた結果、仕事をやめ1999年９月にタイ国カオヤイ山脈のふもと、標高400メートルの場所に80,000平方メートルの農園を買い、農業研修ができるようにと工場も作られたそうです。

ただし農場を買った当時、野菜を作った経験はなかったというので驚きです。
それでも大賀さんはオーガニック農法により野菜を作ると決めておられて、『人間だけでなく、地球に存在するすべてのものが幸せに暮らしていける地球を創ること。人間と自然が調和できる持続可能な地球を創ること。』との考えから汚れてしまった地球環境をもとの美しい環境に戻し、人間を含めたすべての生物の健康を取り戻すために、今すぐに行動しなければならないと思われ農業を始めたそうです。

もちろん、簡単なことではなく、『自然と人間が調和した持続可能な社会』を創るお手伝いをすることがこれからの使命と決心し、農地取得や工場設立をはじめたそうですが、貯金だけでは足りず、家を売ってまで資金を作り、このオーガニック農園をつくったそうです。

さらに、タイならではの問題もありました。
タイでは、99.8％の農家で農薬を使っているため、農薬が混入している可能性のある川の水は使えなかったのです。

しかし、農地を買う前には、水が出るかどうかも調べることが出来なかったため、農地を取得してから、はじめて調べていくことになりました。
無事、地下150メートルの場所に水脈が見つかり、人工池を作り、畑に水を撒けるようにパイプラインも設置し、安心安全な水を手に入れることができたのだそうです。

大賀さんは、肥料にもこだわっています。
最初は市販の鶏糞や牛糞を買っていたのですが、野菜を虫に食べられてしまって、野菜が育たなかったり苦悩も多かったそうです。

そこで、肥料も自分で作ることとし、自然の中で鶏や牛を飼って、自身で作ってみたそうです。すると、病害虫も６～７割ほど減り、わたしも鶏糞をにおってみたのですが、臭いとはまるで感じませんでした。

さらに、人工池にはEM菌を自家培養したものを入れ、それを畑に散布しているのだそうです。

わたしが訪れた時、タイはとても暑かったのですが、この暑さの中、レタスがとても立派に育っており、味見させていただいた三つ葉はえぐみがなく、ほんのり甘味があり大変おいしかったです。

農園を見せていただいた後、大賀さんと食事をしながら話しを伺いました。
そこで、人のご縁は不思議なもので、とても大切なものだということを教えていただきました。ご縁というのはどこから来るのかわかりません。だからこそ思ったことや、やりたいことはどんどん行動するといいことがあるのだな。と勉強になった視察でした。

2019年　坂井正典ふれあい日記より