商品説明
200余年にわたる伝承の技術を、一筋に。
愛知県南部の三河地方は、醸造に適した水の良さと温暖な気候に恵まれて、200余年の昔から尾張半田の清酒醸造とともに栄え、本みりんの醸造が盛んに行なわれてき ました。今日でも、全国で一番業者数の多いみりんの本場となっています。
明治 43年に創業以来三代にわたり、本場仕込みの中に受け継がれ歴史に磨かれた「技 と味」を大切に、みりん醸造一筋に専念してきました。「三州三河みりん」は割烹料理職人や、うまいもの作りに励む「味のプロ」の間で、永く使われ、その優れた品質は祈りがみつき。毎年開催されてきた全国酒類調味食品品評会における度重なる受賞に対 して、みりん部門で唯一社、名誉ある「ダイヤモンド賞」をl昭和50年に受賞しています。
商品の説明
①アルコール分:14%
②エキス分:43以上
③容量:720ミリリットル、1.8リットル
④原材料:もち米、米こうじ、焼酎
もち米と米こうじと本格焼酎lこよる純天然醸造。
純粋な「米」のみりん。
原料はもち米、米麹、本格焼酎だけ。醸造用アルコール、甘味料などは一切使っていません。コクも、香りも、 甘味も、すべて「米」そのもののエッセンスです。
古来どおりの純天然醸造。
蒸したもち米と、米麹と、43度の高濃度米焼酎を一緒にして大桶に仕込んでから、1年以上じっくりと時間をかけて、3つの異なった原料が調和のとれた自然の味に融合するのを待ちます。純天然醸造ならではの円やかなコク、上品な甘さは、ここから生まれます。
純正自然食品です。
醸造中も、醸造後も、殺菌料や保存料などの添加物は一切使いません。自然の風味を損うことを懸念し、加熱殺菌も行っていません。それでも、長年の技術と細心の注意によって品質の安定は万全。商品が変質したりする心配はけっしてありません。
三州三河みりんはここが違います。
①飲み比べて下さい
500年も前に甘いお酒として醸造され、飲み親しまれてきたみりん。
伝統的な醸造法を受け継いだ三河本場のみりんは、キレのよい上品な甘さと濃醇な昧わいがあります。
②純もち米仕込みだから
「米1升、みりん1升」の本格みりんは、米の旨みたっぷり。同じ米から、醸造用糖類や
醸造用アルコールを加えて3倍4倍に増量されたものにはない、自然なおいしさがあります。
③長期醸造熟成だから
三河の風土、1年を越える季節の移り変わりの中で育まれるふかい味わい。
2、3ヶ月で造られる製品や、海外で1次加工し、輸入されたものを2次加工して製品化されるものにはない、
味のまとまりがあります。
④焼ちゅう仕込み、自家精米
原料の米を厳選し、自社精米工場で精米して仕込みます。
もち米と共に使う焼酎も同じく、自社蔵で仕込み、蒸留したものを使います。
無味無臭のアルコールではなく、みりん原料に適した香り豊かな本格焼ちゅうや、もち米を吟味します。
⑤生詰めだから
もち米のおいしさを引き出す米こうじは、びんの中でもゆつくり働いています。
加熱殺菌処理された製品にはない、味のふくらみがあり、コクがあります。
⑥FOOD ACTION NIPPON アワード2010受賞
『国産米100%「米一升・みりん一升」の伝統製法』の取り組みをご評価いただき
「製造・流通・システム部門」にて「優秀賞」を受賞しました。
FOOD ACTION NIPPON アワード2010はこちらをクリックしてください。
三州三河みりんは歴史に磨かれた新しい調味料です
みりんは500年の歴史に磨かれた現在もっとも新鮮な調味料です。 砂糖とは違った軽い甘さ、他の調味料では得られないコクと旨み、テリ・ツヤなど、 三州三河みりんの良さを充分引き出してお使いください。
甘さ大切に 三河みりんの甘さは、すべてもち米からできています。砂糖や他の甘味料に はない甘さは格別で、しかも口の中に甘さが残りません。材料の旨みを生かすのが本格みりんです。 | お米のおいしさを 私たちが毎日食べているご飯は、飽きないおいしさがあります。このおいしさを三州三河みりんは大切にします。みりんを使うとおいしさが一段向上するのも、 お米だけを原料にしている本絡みりんならではの効果て'す。 | テリ・ツヤを美しく 本格みりんに含まれる糖分とアミノ酸類(旨み成分)は加熱されると見るからにおいしい、テリ・ツヤが出て、料理の味わいを長持ちさせます。特に三州三河みりんはその濃さのため、他のみりんとは際立った差が出ます。 |
香りをそえて 本格みりんの香りの成分は、火にかけると食欲をそそる香りが増加します。特に 三州三河みりんは本格焼酎を原料lこ使用 しているため、だし汁や・肉等の生臭さを消して風味を整える効果が抜群です。 | 材料の持ち味を引き出して 三州三河みりんには約14%のアルコール分が含まれています。これは食材の中に味を浸透させる働きをよくし、旨みが溶け出すのを防ぎ、より一層料理をおいしくします。 |
比較してみれば、やっぱり「三州三河みりん」
三州三河みりん | 標準的本みりん | みりん風調味料 | |
原料と製法 | むしたもち米とこめこうじを本格しょうちゅう※ と混ぜ合せ1年以上長熟して自然に出来る ※本格しょうちゅう=米を原料にして造った昔からのしょうちゅう | 蒸したもち米と米こうじにアルコール及び水アメを加え香味を調整して2~3ヶ月で造る | 水アメやブドウ糖又はデンプン質の糖化液にグルタミンソーダを中心とする化学調味料やアミノ酸液香料等を混合して作る。更に雑穀を原料に糖化アルコール醗酵した調味液にアルコールと塩を加えた物もある |
風 味 | ふくよかな香りにきれのよいさわやかな甘さと余韻のある自然の旨み | アルコールの中にやわらかな甘さと旨みがあります | ねばりつく甘さや重い味が残る単調な味 |
アルコール分 | 約14% | 約14% | 殆んど含まない、一部9~12%程含んでいるものは食塩を2~3%含有 |
歴 史 | 慶長年間(1600年頃)より時代に磨かれて出来た本来の味淋 | 戦後開発された製法 | 最新の科学技術の進歩が可能にした製法 |
飲用として | もともと甘味滋養飲料として製法が確立した酒でおいしく飲める | 甘さが強く出すぎて飲みにくい | アルコール分がなく又あっても塩を含んで全然飲めない |
その他 | しょうゆ等とよく馴み味の浸透をよくして煮くずれしない、腐敗しない | 煮くずれしなくなる | 開栓した後カビが生え易い |
米1升(1.5kg)からできるみりん | 1.8リットル もち米そのままをしょうちゅうの中でこうじで溶かした濃醇なみりんです | 4.5~7.2リットル 糖類アルコール等で増量している | 数種類の原材料添加物を使い複雑な工程を経る、商品によって千差万別 |
みりんも時には食卓へ
みりんは本来、飲料として造られたお酒です。お酒に弱い方、また食前・食後に、おやすみ前に、一杯飲まれるのも健康によくおいしいものです。
●食前には
みりん2に対し梅酒1の割合でカクテルはいかがでしょう。食欲が増します。
●食後には
デザートワインに替えて清酒2に対しみりん1の割合で、レモンスライスを浮かせてできあがり。
食後のおしゃべりがはずみます。
みりん雑学
●みりんの色と熟成
三州三河みりんの色は、醸造過程を経てできる自然の色です。このみりんは生詰でこうじの酵素が生きています。びん詰後も少しずつ熟成が進行し、色が濃くなっていきますが、決して変質の心配はありません。
●結晶について
三州三河みりんは、冬の寒い時期、びんの底に白く結晶することがあります。これはみりんの濃さのため、もち米の糖分が固まったものであり、ハチミツ同様に温めるともとどおりになります。