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Macrobiotique
マクロビオティック

創始者:桜沢如一  指導者:全国に数人

物事はすべて「陰陽(マイナスとプラス)」で成り立っていて、中庸(真中)が最もバランスが取れている状態でパワーがある。人間も同じく陰陽で表せ、生活習慣や考え方などが陰・陽のどちらかに傾きすぎたとき、病気になる。
多くのがん患者は、極陽の状態。死期が近づくと、正反対の極陰になる。
*治療は、中庸に持っていくような穀物菜食の自然食が中心で、生活習慣や考え方・ストレス
なども加味した指導が行われる。がんも改善した例が多数ある。

 

マクロビオティックとは

日本人が復活させた長寿法

もともと「マクロ」はギリシャ語で「大きい」とか「長い」といった意味があり、「ビオ(バイオ)」は「生命」、「ティック」は「術」「学」を表します。西洋医学の父といわれるヒポクラテス以降、「自然に則した簡素な食事による、健康で長生きする法」として用いられてきました。

マクロビオティック語源

それを現代に復活させたのが桜沢如一(1893〜1966)という人物です。桜沢は、ヨーロッパを中心とした世界各国を訪れて、マクロビオティックによる健康法や平和運動の普及に努めました。国内では「正食」として伝えられ、今また外国から逆輸入されるかたちで広まっています。

マクロビオティックは自然と調和する生き方で、人の健康と地球の健康を大きな視野から見ることです。その実践の基本が毎日の「食」になります。

 

マクロビオティック3つの基本

マクロビオティックを実践するには、まず3つの基本をおさえます。

「陰陽調和」、「一物全体」、「身土不二」です。

■陰陽調和(バランス)とは?

陰陽とは、「物事には両面あります」ということです。
プラスとマイナス、昼と夜、光と影、男性と女性など、私たちのまわりにはすべて2つの相反する関係があります。それぞれどちらがいいとはいえず、一方があるからもう一方がある、両方ないと成り立たない、互いに必要とする関係です。そしてお互いに補い合い、絶えず変化しながらバランスをとっています。その相反するふたつを「陰・陽」として分類しているのです。

陰性と陽性

暑い夏が来れば寒い冬が来る。昼があれば夜がある。そんな流れのなかで私たちは暮らしています。私たちが生きているということ自体、陰陽の調和をとっているということなのです。
そして体調不良や病気は、そのバランスが崩れ、陰陽が大きく偏っているという警告といえるのです。

ですからマクロビオティックでは「陰陽のバランス」が大切と考えるのです。
陰にも陽にも偏らない中間は「中庸(ちゅうよう)といいます。そして陰性・陽性の偏りのない、なるべく中庸の状態でいることがマクロビオティックでは望ましいと考えます。
生きている以上絶えず変化していますから、寒ければ体は冷え、体をあたためる「陽」の食べ物が欲しくなります。寒いのにかき氷を食べたいとは思いませんね。また、脂っぽい料理の後には、さっぱりしたものが欲しくなります。これは無意識に陰陽のバランスをとろうとしているからです。

陰陽バランスがとれているとは?
一定限度の揺れがある状態。極端になったり、1つの状況に固定されたりせず、しなやかに動いている状態。一時的に大きく揺れても回復しやすく、どんな状態になってもすぐ対応できる

*強い陰性の食べ物に強い陽性の食べ物は、心身に負担をかける 
陰陽のバランスを取るといっても、強い陰性の食べ物に、強い陽性の食べ物を組み合わせればバランスがとれるかというと、それは難しく、極端から極端に振れるようなことが続けば健康を損ないかねません。日頃から中庸に近い食べ物を選んで食べていれば、体も心も自然にバランスがとれて強くなり、たまに大きく陰や陽に傾いた食事をしてもすぐに回復できるでしょう。

■一物全体とは
「一つのものを丸ごと食べる」という意味。野菜なら皮、根、種も含め丸ごと食べましょうということです。全体を丸ごと食べることでバランスがとれ、栄養学などでは分析できない、特別な働きが期待できます。
お米なら玄米がベストですが、胚芽米や分搗き米でもいいのです。穀類は精白したものでなく、小麦粉なら全体を使った全粒粉を使います。
たとえば玄米なら土に蒔けば芽が出ますが、白米は腐ってしまいます。それほど玄米は生命力があふれています。
魚も丸ごと食べられる小魚を中心に。大きな魚はたくさん食べない方がいいでしょう。

■身土不二とは
「身体(身)と環境(土)は切り離せない(不二)」という意味です。身体は食べ物を含め、さまざまなもののことです。はじめは玄米ではなくても、白米に雑穀をまぜたり、胚芽米や分づき米でもかまいません。アミノ酸のバランスに富む環境からとりいれています。人がその環境になじみ、健康に暮らしていくには、その土地、その季節にあった食べ物をとつことが大切になります。住んでいる土地でとれるものなら理想的ですが、できるだけ国産の食べ物を、旬の時期に食べるようにしましょう。
世界各地からあらゆる食べ物が集まり、冬でもきゅうりやトマトなど夏野菜が食べられる時代だからこそ、しっかり選ぶことが必要です。

 

食べ物の陰陽

-- マクロビオティック・フリーマガジン「LM(LIfe is Macrobiothic)」より(発行元:日本CI協会) --

■マクロビオティックの具体的実践効果

●身体的側面
・健康を維持し、体力を強化することができる。
・美肌をつくる。健康的にダイエットできる。
・よく眠れるようになる。
・体質改善ができる。(便通、にきび・吹き出物、冷え症、体臭など)
・よい体質を子どもに残すことができる。
・成人病を防ぎ、老化現象を和らげる。(糖尿病や癌になる確率が下がる。血圧が正常になる。血行がよくなるなど)

●精神的側面
・気持ちが明るくなり、ストレスが少なくなる。
・精神が強くなり、生きていく気力が高まる。
・頭が冴え、判断力が向上し、さまざまな問題に対処しやすくなる。
・生活習慣が改善され、運がよくなる。
・人間関係が円滑になる。

●社会的側面
・自然な農業や土地を守ることにより、エコロジーに役立つ。


■穀物菜食が基本

玄米をはじめとした穀物を主食に、旬の野菜や海藻の入った味噌汁、それに漬物を添えていただく。それだけで立派なマクロビオティックの食事になります。もともとわたしたち日本人は、長いあいだそうしたシンプルな食事で健康に暮らしてきました。それがとくに戦後、肉類をはじめとした動物性食品が多くなり、生活習慣病などの病気が急増しました。いわば食事の欧米化が、さまざまな病気をもたらす大きな原因の一つとなったのです。

健康やダイエット、美容への第一歩は、おかずよりも、主食となるお米をしっかり食べるごはんは、同じ糖質のパンやめん類の粉食とは違って粒食なので、よく噛むことができ、胃腸への負担を和らげるとともに食べすぎが防げます。

また、千枚田や棚田など、美しい日本の景観をつくりだし、国土を保全する田んぼは、環境面でも大きく役立っています。ごはんを食卓におくだけで、和食中心の食生活になり、肉や魚はたまの楽しみのご馳走と考えれば、余計なお金もかけず、健康な毎日を送ることができます。

 

ナチュラル・ハイジーンとローフード

ナチュラル・ハイジーンとは、1830年代にアメリカの医師たちによって系統づけられたもので、「自然と調和していない生き方が病気を生む」、つまり「自然の法則」に従って生きることの重要性を説いた健康理論です。

■自然の法則とは?

私たち人間は本来、健康であることがノーマルであり、「体が必要とする条件」さえ与えられていれば、健康は保たれる。与えられなければ健康は徐々に蝕まれ、病気になる。
しかし、病気になったとしても、体には想像を超える治癒力や修復力が備わっているため、その根本原因を取り除くことによって、再びすばらしい健康状態を取り戻すことができる、という考え方です。

■「体が必要とする条件」とは

1)新鮮な空気
2)純粋な水
3)ホモサピエンスとしての人間の体にふさわしい食事
4)毎日体を活発に動かす習慣=運動
5)十分な睡眠
6)日光
7)ストレス・マネージメント

■ローフードとは?

ローフードは、ナチュラル・ハイジーンの「3)ホモサピエンスとしての人間の体にふさわしい食事」に関係し、ロー(raw・生)フード(food)、つまり食べ物の中に存在する酵素(エンザイム)が生きている状態の食事のことをいいます。この酵素は、私たちの体の中で行われているあらゆる化学反応(消化や代謝など)の触媒( 注)の役割をする物質で、あらゆる生の食物のなかに存在します。

しかし、この酵素は熱に弱く、46〜48℃以上の熱を加えると死んでしまうため、ローフードとはこの酵素を取れるように生、または低温で調理された食事のことをいいます。
主に、新鮮な野菜・フルーツ・ナッツ・豆類が多い食事となり、多くの酵素やビタミン・ミネラル、ファイトケミカルを摂取できるため、ダイエットや若返り、病気回復にも貢献します。がんが改善した症例も多くあります。
日本では、梅干し・漬け物・みそ・しょうゆ・切り干し大根・乾燥ひじきや乾燥わかめ、干し柿などは酵素が生きている加工品であり、ローフードといえるでしょう。

100%ローフードにしなくても、生の食べ物(サラダやフレッシュジュース)を今の食事に取り入れることで効果は得られます。
(注)触媒…それ自身は変化をしないが、 他の物質の化学反応のなかだちとなって反応の速度を早めたり遅らせたりする物質

さらにローフードは「3つの生理的リズム」にそって摂ることが必要です。

 

■人間には3つの生理的リズムがある。

人間の体には生理的リズムがあります。1日24時間を3つに分け、それぞれ「排泄」「消化」「吸収」の時間と考えます。

・午前4時〜昼12時・・・体に不必要なものを出す「排出」の時間
・昼12時〜午後8時・・・栄養を吸収する「栄養補給と消化の時間
・午後8時〜午前4時・・・新陳代謝が活発な「吸収と代謝」の時間

この生理リズムに反した生活を続けていると、栄養をしっかり吸収できず、酵素がムダに使われてしまいます。規則正しい生活を心がけ、生理リズムを整えれば、おのずと体の調子もよくなります。

 

■ほとんどの病気は、動物性タンパク質が引き起こしている!

プラントベースの食事をするように作られている人間の体は、動物性タンパク質を完全に処理できないため、下記のようなさまざまな病気の原因を作ってしまいます。
がん、心臓病、脳梗塞、糖尿病、ED(勃起不全)、アルツハイマー病、花粉症、喘息、湿疹、関節リウマチ、ウツ、腎臓・肝臓疾患、加齢性の目の疾患など。


■ローフードの具体的実践効果

●身体的側面
・健康を維持し、体力を強化することができる。
・美肌をつくる。健康的にダイエットできる。
・よく眠れるようになる。
・体質改善ができる。(便通、にきび・吹き出物、冷え症、  体臭など)
・よい体質を子どもに残すことができる。
・成人病を防ぎ、老化現象を和らげる。
(糖尿病や癌になる確率が下がる。血圧が正常になる。血行がよくなるなど)

●精神的側面
・気持ちが明るくなり、ストレスが少なくなる。
・精神が強くなり、生きていく気力が高まる。
・頭が冴え、判断力が向上し、さまざまな問題に対 処しやすくなる。
・生活習慣が改善され、運がよくなる。
・人間関係が円滑になる。

 

→こちらもあわせてご覧ください。特集「マクロビオティックとは」

 

オーサワ ムソー アリサン



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